多くの企業が採用活動に活用しているindeed。
手軽に始められる無料掲載に魅力を感じつつも、「いったいどれくらいの掲載期間があるのだろう」「有料掲載とは何が違うの?」といった疑問を抱えている採用担当者の方もいるのではないでしょうか。
この記事では、indeedの無料・有料それぞれの掲載期間の考え方や、求職者が注目する掲載日の表記について詳しく解説します。
indeedの効果を最大限に引き出すために、ぜひ参考にしてください。
indeedの掲載期間について
結論から先にお伝えするとindeedには、掲載期間の設定がありません。indeedでは、無料で求人を掲載ができますので、管理画面でステータスを「停止」に変えなければ掲載が続きます。
indeedの有料掲載を活用すれば求人の露出度が増えてより多くの求職者へ適切に表示されます。有料オプションは、クリック課金制で予算を最初に設定します。「設定した予算の上限に達したとき」と管理画面のステータスを「休止中」や「募集終了」に変更したときに掲載が終了します。一時的な掲載停止には「休止中」を、掲載を完全に終了させるには「募集終了」を選択します。
管理画面上で自ら掲載を止めない限り掲載が続くと考えて良いでしょう。
無料と有料の掲載期間の違い
indeedに掲載する求人情報は、「無料掲載」と有料掲載」の2種類あります。indeedの無料掲載と有料掲載の違いと、掲載期間の違いを詳しく解説します。
- 無料掲載の場合
- 有料掲載の場合
無料掲載の場合
indeedの無料掲載は、求人を掲載してから管理画面上で「公開」、「休止中」「募集終了」を選択できますが、「公開」を選択していれば半永久的に掲載が続きます。
しかし、更新をせずに求人情報が古いままだと、indeed側の判断で検索結果の画面上で自動的に掲載順位が下がっていきます。

indeedの公式サイトによれば毎月新規掲載される求人数は、150万件ですので、自社の求人が埋もれないために定期的なメンテナンスや対策が必要です。
有料掲載の場合
indeedの有料掲載は、クリック課金型で予算を自由に設定できます。ご自身で有料掲載の設定しない限り費用がかかることはありません。
indeedの有料掲載の掲載期間は、あらかじめ設定した予算によって変わります。設定予算が尽きるか、「募集終了」を選択すると掲載が終了します。
indeedでは、求人が1回クリックされるごとに、決まったクリック単価を支払います。2023年3月までは、募集側が入札単価を手動で決めることができましたが、現在はAIによって自動でクリック単価が設定されるシステムに変わっています。
indeedの料金の支払い方法は、クレジットカード決済のみです。登録するクレジットカード情報を管理画面から入力し、利用金額が一定額に達するか、月末に自動で決済されます。
支払い方法は、基本的にクレジットカードのみです。料金の請求のタイミングは、利用料金が100,000円に達すると請求が行われます。100,000円に満たない場合は月末締め・翌月月初払いというサイクルになります。
掲載日の表記の種類
indeedの掲載日は、求人が掲載開始されてから経過した時間や日数に応じて、「〇分前」「〇時間前」「〇日前」「30+日前」「〇ヶ月前」といった表記が使用されます。
まれに「30日~120日」のように具体的な期間で表示されることもあります。これらの表記は、求職者がいつ掲載された求人であるかを把握するために使われます。
表記の種類 | 掲載開始からの経過時間 |
〇分前 | 掲載開始から60分以内の求人 |
〇時間前 | 掲載開始から1時間~23時間以内の求人 |
〇日前 | 掲載開始から1日~29日以内の求人 |
30+日前 | 掲載開始から31日~4ヶ月(約120日)経過した求人 |
〇ヶ月前 | 掲載開始から4ヶ月(約120日)以上経過した求人 |
indeedは求人情報が掲載されてからの経過時間をリアルタイムで計算し、自動的に適切な表記に切り替えます。
求人情報が「30+日前」やそれ以降の期間の表記になると、古く感じられ、求職者の応募が減少する可能性があるため、定期的な更新が推奨されています。
Indeedの無料掲載期間はいつまで?まとめ
Indeedの無料掲載に明確な掲載期間はない、というのが結論です。Indeedの無料掲載は、管理画面で「公開」を選択している限り、半永久的に掲載が続きます。
Indeedの有料掲載は、無料掲載とは異なり、掲載期間が予算によって決まります。具体的には、事前に設定した予算の上限に達するまで、求人情報が検索結果の上位に表示され続けます。予算がなくなれば、自動的に掲載が終了する仕組みです。この特性を理解することで、企業の採用計画に合わせた柔軟な運用が可能となるでしょう。